外注先へ報酬や業務委託料を支払ったときは、外注費として処理します。内容によっては源泉所得税の控除が必要になる場合があります。
このページでは、日常経理で確認しやすいように、金額例を使った仕訳サンプルと、処理時の確認ポイントを整理します。
1. この仕訳で確認すること
請求書の金額、源泉徴収の有無、インボイス登録状況、支払日を確認して処理します。
- 取引日、支払日、請求日など、仕訳を計上する日付を確認する
- 税込・税抜、源泉徴収、預り金、未払金などの区分を確認する
- 会計ソフトに入力する前に、証憑と金額の一致を確認する
2. 仕訳サンプル
以下は一般的な処理例です。勘定科目名や補助科目名は、利用している会計ソフトや顧問税理士の運用にあわせて調整してください。
- 金額例:外注費110,000円から源泉所得税10,210円を控除し、99,790円を振り込んだ場合
- 借方:外注費 110,000円
- 貸方:普通預金 99,790円/預り金(源泉所得税)10,210円
- 源泉徴収が不要な取引では、外注費/普通預金で処理します。
3. 基本的な流れ
- 外注先からの請求書を確認する
- 源泉徴収が必要な報酬か確認する
- 消費税区分とインボイス登録状況を確認する
- 支払額と控除額を分けて入力する
- 源泉所得税を納付するときに預り金を取り崩す
4. よくある不明点・名称の整理
- 外注費
- 外部の事業者や個人へ業務を依頼した費用を処理する科目です。
- 源泉徴収
- 一定の報酬・料金を支払う際に、所得税を差し引いて納付する制度です。
- 預り金
- 外注先から控除した源泉所得税を納付まで管理する科目です。
5. 注意点
- すべての外注費で源泉徴収が必要になるわけではありません。支払内容を確認します。
- インボイス制度の対象取引では、登録番号や税率区分を確認します。
- 給与と外注費の区分が曖昧な場合は、契約内容や実態を確認してください。
6. 公式情報
税務上の取扱いや納付手続きは、最新の公式情報もあわせて確認してください。
