賃金台帳を作成・保存するときの確認ポイント

賃金台帳は、給与計算の内容を後から確認できるようにするための重要な帳簿です。支給額だけでなく、労働日数、労働時間、控除額なども整理しておく必要があります。

このページでは、賃金台帳について、会社側で確認すること、作成・保存方法、給与計算後のチェックポイントを整理します。

1. この手続きでやること

賃金台帳では、給与の支給内容、控除内容、勤怠情報を従業員ごと・支給月ごとに確認できるようにします。

  • 従業員ごとに賃金台帳を作成する
  • 労働日数、労働時間、時間外労働時間などを確認する
  • 基本給、手当、賞与などの支給額を整理する
  • 社会保険料、雇用保険料、源泉所得税、住民税などの控除額を確認する
  • 給与明細、勤怠記録、会計処理と突合できる状態にする

2. 作成・保存方法

賃金台帳は、給与計算ソフト、Excel、紙の台帳などで作成できます。毎月の給与計算結果と連動させ、必要なときに従業員別・支給月別に確認できる状態で保存します。

  • 給与計算ソフトで賃金台帳を作成・保存
  • Excelなどで支給項目・控除項目を整理して保存
  • 紙の賃金台帳を作成してファイル保存
  • 給与明細、勤怠記録、社会保険料控除額と照合
  • 必要に応じて印刷・出力できる状態で保存

3. 基本的な流れ

  1. 給与計算の対象者を確認する
    支給対象者、入退社日、休職、欠勤、短時間勤務などを確認し、給与計算の対象範囲を確定します。
  2. 勤怠情報を集計する
    出勤日数、労働時間、時間外労働、休日労働、深夜労働などを集計し、支給項目に反映します。
  3. 支給額と控除額を確認する
    基本給、手当、残業代、賞与などの支給額と、社会保険料、源泉所得税、住民税などの控除額を確認します。
  4. 給与明細・会計処理と突合する
    賃金台帳の金額が、給与明細、振込データ、会計仕訳と一致しているか確認します。
  5. 保存・出力できる状態にする
    後から確認が必要になった場合に備えて、従業員別・支給月別に検索、印刷、出力できる状態で保存します。

4. よくある不明点・名称の整理

賃金台帳
従業員ごとの賃金計算の内容を記録する法定帳簿です。支給額だけでなく、労働時間や控除額も確認できるようにします。

支給項目
基本給、役職手当、通勤手当、残業代、賞与など、従業員へ支払う項目です。

控除項目
社会保険料、雇用保険料、源泉所得税、住民税、その他控除など、給与から差し引く項目です。

5. 注意点

  • 給与明細だけでは賃金台帳の代わりにならない場合があるため、必要事項が確認できる形で保存します。
  • 勤怠記録と賃金台帳の不一致は、未払い残業代や控除誤りの原因になります。
  • 給与計算ソフトを使う場合でも、出力できる帳票の内容を確認しておきます。

6. 公式情報

実際の提出前には、必ず公式サイトで最新の様式・提出方法・注意事項を確認してください。

厚生労働省:改正労働基準法等に関するQ&A沖縄労働局:労働者を雇用したら帳簿などを整えましょう

最終確認日:

参照元:厚生労働省、都道府県労働局

7. 関連情報

賃金台帳は、給与計算、勤怠管理、社会保険料控除、源泉所得税、住民税とあわせて確認します。

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