労働者名簿を作成・保存するときの確認ポイント

従業員を雇い入れたときは、会社は労働者ごとに労働者名簿を整備し、氏名、生年月日、履歴、従事する業務などを確認できる状態にしておく必要があります。

このページでは、労働者名簿について、会社側で確認すること、作成・保存方法、更新が必要になる場面を整理します。

1. この手続きでやること

労働者名簿は、従業員ごとに作成し、入社時だけでなく、住所変更や業務変更、退職などがあったときにも内容を更新しておく書類です。

  • 従業員ごとに労働者名簿を作成する
  • 氏名、生年月日、住所、履歴、従事する業務などを確認する
  • 入社時、住所変更時、業務変更時、退職時の更新漏れを確認する
  • 退職・死亡などがあった場合は、その年月日と理由を記録する
  • 保存期間と保存場所を社内で決めておく

2. 作成・保存方法

労働者名簿は、行政機関へ定期的に提出する書類ではありません。紙、Excel、労務管理ソフトなど、事業所の環境に応じて管理し、必要なときに確認・出力できる状態で保存します。

  • 紙の労働者名簿を作成してファイル保存
  • Excelなどで労働者名簿を作成して電子データで保存
  • 労務管理ソフトで従業員情報として管理
  • 入社、退職、住所変更、業務変更があったときに更新
  • 必要に応じて印刷・出力できる状態で保存

3. 基本的な流れ

  1. 対象となる従業員を確認する
    正社員だけでなく、パート、アルバイトなども含めて、労働者名簿を作成する対象者を確認します。
  2. 記載事項を確認する
    氏名、生年月日、住所、履歴、従事する業務、雇入年月日、退職年月日など、必要な項目が抜けていないか確認します。
  3. 入社書類や雇用契約書と照合する
    雇用契約書、労働条件通知書、履歴書、本人確認書類などと照合し、記載内容に不整合がないか確認します。
  4. 変更があったときに更新する
    住所変更、氏名変更、所属変更、業務変更、退職などがあった場合は、名簿の内容を更新します。
  5. 保存期間を管理する
    退職者分も含めて、必要な保存期間が満了するまで、検索・出力できる状態で保存します。

4. よくある不明点・名称の整理

労働者名簿
労働者ごとに作成する法定帳簿です。氏名や生年月日だけでなく、履歴、従事する業務、退職理由なども確認できるようにします。

法定帳簿
労働者名簿、賃金台帳出勤簿など、会社が整備・保存しておくべき労務関係の帳簿を指します。

保存期間
法令上の保存期間があります。実務では、退職後もしばらく確認できるよう、社内ルールを決めて管理します。

5. 注意点

  • 入社時に作って終わりにせず、変更があったときに更新する運用が重要です。
  • 個人情報を含むため、閲覧権限や保存場所を限定します。
  • 労働者名簿、賃金台帳、出勤簿は、まとめて確認されることが多いため、保管場所や管理方法を揃えておくと安全です。

6. 公式情報

実際の提出前には、必ず公式サイトで最新の様式・提出方法・注意事項を確認してください。

厚生労働省:改正労働基準法等に関するQ&A沖縄労働局:労働者を雇用したら帳簿などを整えましょう

最終確認日:

参照元:厚生労働省、都道府県労働局

7. 関連情報

労働者名簿は、入社手続き、退職手続き、賃金台帳、出勤簿とあわせて確認すると管理しやすくなります。

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