従業員が育児休業を取得し、雇用保険の要件を満たす場合は、育児休業給付金の申請を行います。初回申請では、受給資格確認と支給申請をあわせて確認します。
このページでは、育児休業給付金の初回申請について、会社側で確認すること、提出方法、添付書類、実務上の注意点を整理します。
1. この手続きでやること
育児休業給付金は、従業員本人の雇用保険加入状況、育児休業期間、賃金支払い状況などを確認して申請します。初回は特に、休業開始日や対象児の情報を丁寧に確認します。
2. 提出・申請方法
雇用保険の給付申請は、事業所を管轄するハローワークへ提出します。電子申請を利用する場合は、e-Govや利用中の労務管理システムなどから申請します。
- 提出先:事業所を管轄するハローワーク
- 電子申請:e-Gov、利用中の労務管理システムなどから申請
- 紙で提出:申請書・確認書類を作成し、郵送または窓口で提出
- 確認するもの:対象者、対象期間、賃金支払状況、出勤状況、振込先、添付書類など
- あわせて確認:申請期限、前回申請とのつながり、賃金台帳・出勤簿との整合性も確認
3. 基本的な流れ
-
対象者と休業期間を確認する
育児休業を取得する従業員について、雇用保険の被保険者であること、休業開始日、終了予定日、対象児の情報を確認します。 -
賃金・勤怠資料を準備する
休業開始前の賃金台帳、出勤簿、タイムカードなどを準備します。休業中に賃金支払いがある場合は、その内容も確認します。 -
受給資格確認票と初回申請書を作成する
受給資格確認票と初回の支給申請書を作成します。電子申請の場合は、添付資料の形式や署名・認証方法を確認します。 -
ハローワークへ提出する
電子申請、郵送、窓口提出などで提出します。提出後は、到達・審査・完了・返戻の有無を確認します。 -
次回申請の予定を管理する
育児休業給付は継続申請が必要になるため、次回以降の支給対象期間と申請期限をカレンダーやToDoで管理します。
4. よくある不明点・名称の整理
- 育児休業給付金
- 雇用保険の被保険者が育児休業を取得した場合に、一定の要件を満たすと支給される給付です。
- 受給資格確認
- 育児休業給付の対象となるかを確認する手続きです。初回申請時に重要な確認項目です。
- 支給単位期間
- 育児休業給付金を計算・申請する期間です。申請サイクルや賃金支払い確認に関係します。
5. 注意点
- 育児休業開始日、出産日、対象児の生年月日を取り違えないように確認します。
- 休業中に賃金を支払う場合は、給付額に影響することがあるため、給与計算資料と照合します。
- 初回申請だけで終わりではなく、次回以降の申請期限を管理することが重要です。
6. 公式情報
実際の提出前には、必ず公式サイトで最新の様式・提出方法・注意事項を確認してください。
