高年齢雇用継続給付の申請で確認すること

従業員が60歳以後も継続して雇用され、賃金が低下した場合は、高年齢雇用継続給付の対象となることがあります。

このページでは、高年齢雇用継続給付について、会社側で確認すること、提出方法、賃金確認、実務上の注意点を整理します。

1. この手続きでやること

高年齢雇用継続給付では、60歳到達時の賃金、支給対象月の賃金、雇用保険の加入状況などを確認します。定年再雇用や賃金変更と関係する手続きです。

  • 対象者の60歳到達日を確認する
  • 雇用保険の被保険者期間を確認する
  • 60歳到達時賃金を整理する
  • 支給対象月の賃金額を確認する
  • 定年再雇用契約や労働条件変更の内容を確認する
  • 申請サイクルと提出期限を管理する

2. 提出・申請方法

雇用保険の給付申請は、事業所を管轄するハローワークへ提出します。電子申請を利用する場合は、e-Govや利用中の労務管理システムなどから申請します。

  • 提出先:事業所を管轄するハローワーク
  • 電子申請:e-Gov、利用中の労務管理システムなどから申請
  • 紙で提出:申請書・確認書類を作成し、郵送または窓口で提出
  • 確認するもの:対象者、対象期間、賃金支払状況、出勤状況、振込先、添付書類など
  • あわせて確認:申請期限、前回申請とのつながり、賃金台帳出勤簿との整合性も確認

3. 基本的な流れ

  1. 対象者を確認する
    60歳以上の従業員について、雇用保険の加入状況、継続雇用の有無、賃金低下の状況を確認します。
  2. 60歳到達時賃金を確認する
    60歳到達時の賃金登録が必要になる場合があります。賃金台帳や給与データをもとに、対象期間の賃金を整理します。
  3. 支給対象月の賃金を確認する
    毎月の支給対象期間について、実際に支払った賃金、欠勤控除、残業代、手当などを確認します。
  4. 申請書を作成して提出する
    電子申請または紙の申請書で提出します。添付資料として賃金台帳や出勤簿が必要になる場合があります。
  5. 次回申請を管理する
    継続して申請する場合は、対象月、提出期限、賃金確認のタイミングをToDoやカレンダーで管理します。

4. よくある不明点・名称の整理

高年齢雇用継続給付
60歳以後の賃金低下など一定の要件を満たす場合に、雇用保険から支給される給付です。

60歳到達時賃金
給付額の判定に使う基準となる賃金です。賃金登録や過去の給与データ確認が必要になります。

支給対象月
給付金の支給対象となる月です。月ごとの賃金支払い状況を確認します。

5. 注意点

  • 定年再雇用時の賃金変更と連動するため、労働条件通知書や雇用契約書の内容も確認します。
  • 賃金台帳・出勤簿の内容と申請書の金額が一致しているか確認します。
  • 対象者本人への説明や、支給決定後の通知の保管も忘れないようにします。

6. 公式情報

実際の提出前には、必ず公式サイトで最新の様式・提出方法・注意事項を確認してください。

ハローワークインターネットサービスe-Gov電子申請:トップ厚生労働省:雇用

最終確認日:

参照元:ハローワーク、e-Gov、厚生労働省

7. 関連情報

高年齢雇用継続給付は、60歳以後の雇用契約、給与計算、社会保険手続きとあわせて確認します。

労働保険の記事一覧給与・年末調整の記事一覧社会保険の記事一覧実務アシスタントで探す
タイトルとURLをコピーしました